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布チェーンタイヤって?チェーン規制は対応?スタッドレスがなければこれを履こう!

  • 2022年12月24日
  • 2022年12月28日
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雪降ってきたけど、スタッドレスタイヤなんか持ってないよ!、、、ノーマルタイヤだけどなんとか走れるだろう。という判断はとても危険です。
いきなりスタッドレスタイヤ購入となれば財布の中も痛手です。

今回は、いざという積雪、圧雪、新雪時に役に立つアイテムを紹介します。

そもそもノーマルタイヤで雪道を走るとどうなる?

まず、大前提として降雪時、積雪時にノーマルタイヤで走行することはそもそも道路交通法に違反します。
沖縄県以外の都道府県では、積雪時、車で走行する時には「防滑措置の義務」が規定で定められており、スタッドレスやスノーチェーンを履かずに走行していたことが警察官に発覚すれば、反則金5,000~7,000円(普通車は6,000円、違反手数なし)が課せられます。

ノーマルタイヤで雪道を走った場合、積雪時、圧雪時ではとりあえず発進はするけど曲がれません、止まれません。みぞれが降っている程度ではまだ大丈夫ですが、凍結時にはスタッドレスタイヤでも滑るぐらいです。

大雪になると、道路で必ず立ち往生する車が現れますが、大体その発生原因はノーマルタイヤで走行している車です。
ノーマルタイヤで走行することは大変危険な上に、周りにも多大な迷惑をかけることになるため、絶対にやめておきましょう。

冬用タイヤ規制、チェーン規制とは

大雪が予測されている時、高速道路などを走行時、冬用タイヤ規制やチェーン規制を行っている時があります。これは、一旦ランプから高速道路外に出され、1台1台順番にタイヤを点検されます。
冬用タイヤ規制であればスタッドレスタイヤを未装着、チェーン規制であればチェーン未装着状態だった場合、そこから強制的にUターンさせられる結果となりますが、発覚した場合でもUターンをさせられるだけで違反切符をとられることはありません。

なお、これらの規制を行う場所は大体決まっている上、そこにたどり着くまでの道路の道路情報板(電光掲示板みたいなもの)に必ず表示されているので事前に察知することが出来ます。
また、出発前であれば日本道路交通情報センターなどで規制の可能性を調べることが可能です。

基本的に、普段から積雪のないエリアでの大雪の場合は、規制とはならず一般的には通行止めになります。

この先、冬用タイヤ規制をしてる。ノーマルタイヤにチェーンを装着していた場合はセーフ?

通行できます
それまでの道路情報板に「〇〇IC、冬用タイヤ規制」などと書かれていれば、最低でもその手前にあるチェーン着脱場で事前に取り付けましょう。

この先、チェーン規制してる。スタッドレスタイヤのみの場合はセーフ?

チェーン規制はあくまでもチェーン規制となりますので、タイヤ云々ではなくチェーンを未装着であれば、その規制区間より先に進むことは出来ません。Uターンをさせられます。逆にノーマルタイヤを履いていてもチェーンを装着していれば走行可能です。

普段、雪国じゃないからチェーンの付け方なんか分からない!

地方によっては昔ほどチェーンを装着して走る車は少なくなりました。
雪国に住んでいる人間でも、意外とチェーンの付け方が分からない人が多くいます。特に、40代未満ではチェーンなんか取り付けたことがない方がほとんどです。
ゴムチェーンでも説明書を読んだところで面倒であることに違いなく、大雪が降る中、1時間かけても装着出来ない!なんて方もザラです。

しかし、近年よくあるドカ雪で、注目されつつあるのが布チェーンです。

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布チェーンタイヤとは

聞きなれない方も多いと思われる布チェーンですが、実は20年以上も前から存在されていて、日本でもチェーン規制が始まるようになってから再び注目を浴びるようになりました。

布チェーンで一番有名なものといえば、ノルウェー企業のオートソックです。
別名「スノーソックス」などとも呼んでいます。

この布チェーンのメリットは、金属製チェーンに比べてはるかに軽く、車に搭載していてもコンパクトなため携帯性に優れ、そして何より最大のメリットは装着までの時間はわずか5分です。

布チェーン装着はそんなに簡単?

とにかく簡単です!
今までに取り付けたことがない初めての方でも5分程度で装着出来ます。

1. 前後四輪に布チェーンを被せれるところまで被せる

まずは、一旦、車のタイヤすべてに布チェーンを被せれる接地面以外、布チェーンを被せます。

2. 少しだけ車を前進させ、

被せるところまで被せたら、少しだけ車を前進させ、先ほど装着できなかった接地面を布チェーンで覆います。

布チェーンが綺麗に装着出来ない、ずれている

とりあえず、布チェーンでタイヤを覆うことが出来ていれば大丈夫です。
多少ズレていても大丈夫です。どういうわけか、少しだけでも走行すればズレが解消され定位置に装着されます。
ただし、ご自身の車のタイヤサイズにあったものを取り付けた前提の話です。

とにかく簡単だと思いませんか?
雪が降っている現場であっても、何度も言いますが5分程度で取り付け可能です。
公式では3分と謳っていますが、そこまで早くはちょっと無理かな。

チェーン規制時、布チェーンで通過できる?

通行出来る場合と出来ない場合があります。
高速道路とはいえ積雪時には50km/h規制がひかれるので、基本的には通行可能です。

布チェーンの耐久性は?

オートソックであれば「雪上での推奨速度は時速50km/h、その状態で150km」と言っています。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、金属製チェーンでも切れる時は切れます。

金属製チェーン、ゴム製チェーン同様、チェーンが不要な時には面倒でもすぐに取り外すことによって寿命を延ばすことが出来ます。

布チェーンの価格は?

1セット約12,000円程度です。
スタッドレスを常備する必要のないエリアであればいざという積雪時にはローコストですね。
ご自身のタイヤサイズにあったものを購入しましょう。

布チェーンのデメリットは?

残念ながらアスファルト上での耐久性はありません。
雪上以外では必ず脱作業が必要となります。

まとめ

気候の変化を感じることが多くなった日本。冬場においては日本海側に住んでいない方でも、いざという時に備えてトランクに布チェーンを積んでおくと、役に立つ時があるかもしれませんよー!

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