果物の王様といえば、ドリアン!ということは皆さんも聞いたことがあるでしょう。
ドリアンはとにかく臭いと有名だけども、果たしてどれほどの臭いなのか、果たして味はどうなのか。を検証、解説していきます!
ちなみに女王様といえば、、?正解はマンゴスチンですが、この記事ではこれ以降一切出ません!(マンゴーとは一切関係ありません。)
果物の王様 ドリアンってどんな果物?
ドリアンは、マレー半島が原産となっており、多年生植物の果実です。身は固いトゲトゲに覆われ、果物の王様と言われるだけあって大変高級な果物です。ドリアン(Durian)というその名前は、トゲトゲからつけられたと言われています。
このトゲはマジで痛いんで注意です!
果実の色は通常緑色、熟れてくると茶色がかってきます。大きさは直径30cm近くあるものもあり、重量も1~3キロとかなり重い。
なので、もし万が一、頭にでも落下してきたら大変なことになりますので、現地でドリアン畑を歩く際は要注意です。
インドネシアやタイ、マレーシアなどが主な産地となっており、日本でも輸入しているため、通販で簡単に手に入れることが出来ます。ドリアンの旬は日本では4-8月あたりとなっていて、その頃がまだ安価で入手しやすいです。
しかし、その特有の「におい」から、好き嫌いが真っ二つに分かれます。
どんなにおい?
ドリアンは「くさい」と聞いたことがある方が大半でしょう。
漢字で表現すれば、まさに「臭い(におい)」です。
あまりの臭さから禁断のフルーツ、悪魔のフルーツなどとも呼ばれ、ホテルや飛行機などでは持ち込みを制限しているとこもあります。
ドリアンのにおいを例えるならば、何かが腐った臭い、それこそウ〇コの臭いと表現するのが一番正確といえるでしょう。ただ、どこか甘さを感じるにおいも。
そしてそんなにおいが、好きな人にはたまらないらしい。。
ただ、このにおいは熟れてから臭ってくるぐらいで、熟れるまでは気にならないレベルです。
逆にいえばにおいがしないドリアンはまだ熟れていないので、食べ頃ではありません。
ちなみに私の場合は、購入して届いてから約6日(8月下旬)、熟れてきたことが分かったので家に置いていたら危険と判断し、会社の冷蔵庫にもっていって保管していたらこっぴどく叱られた経験があります。
冷蔵庫からも臭いが漏れ、そのフロアが「今日変なにおいするけど、なんのにおいなんだろ?」という程度で回りにも察知されます。
ドリアンの味は?
実際に食べてみると、食感はカスタードクリームに似ていて、それこそとてもクリーミーでどこかえぐみを感じるところがありますが甘くて美味しいですよ。
味を例えると、、炒めたタマネギと生クリームと混ぜたような味。
しかし、意外とそれが美味しく、不思議とクセになるというのもうなづけるんです。
ちなみに、そのままでも美味しく食べられますが、バニラアイス(特にハーゲンダッツ!)の上にのっけて食べると余計に美味しさを感じます!
とはいえ、先ほど申し上げたように炒めたタマネギと生クリームと混ぜたような味なので、味もまた好きか嫌いかで分かれます。
ドリアンのさばきかた
熟れたらすぐに開けましょう。そのまま放っておくと、コバエがたくさんやってきます。
果実が茶色くなり熟れてくるとお尻のがひび割れてくるので、そうなると食べ頃です!
とはいえ、必ずしも絶対割れるわけではないようです。熟れたら急に臭ってくるので、「あー。なんか臭うなー」で判断しましょう。
トゲトゲでまぁまぁ痛いので、ケガをしないようにするためには皮手袋などがあれば大丈夫です。軍手では痛いです。お尻の割れ目をパカッとそのまま開けることで簡単に解体することが出来ます。
それぞれの果肉の中に、大きな種がありますので取り除きましょう。
ドリアンの保存方法は?
すぐに食べる予定があるならジップロックでしっかり密閉して冷蔵庫保存。ここでしっかり密閉しておかないと、冷蔵庫にあるものすべてににおいが移ってしまうので注意しましょう。冷蔵保存の場合は1週間以内に食べましょう。
すぐに食べないのであれば同じくジップロックに入れてしっかり密閉して冷凍保存です。冷凍保存であれば1ヶ月~2ヶ月は美味しく食べられます。
ドリアンの注意点は?
まずはにおい、そしてケガをしないように解体することと、、食べ過ぎ注意です。
確かに人によってはとても美味しいドリアンで、栄養価もかなり高いといわれていますが、その分糖質も多くカロリーも高いため、食べ過ぎには注意しましょう。
また、タイではドリアンとアルコールを一緒に摂取することはNGと言われていますので、気になるのであればアルコールと一緒にドリアンを食べるのはやめておきましょう。
ちなみに、私は試しに一緒に食べてみましたが、なんともなかったです。